大きな舞台の前日にメンタルのコントロール法を知る

突然ですが私、数年前に趣味でやっているアマチュアオーケストラでコンチェルトのソリストを演奏させていただく機会がありました。

楽器はヴィオラ
マチュアプレーヤーなので、ヒンデミットウォルトンのような大きな難曲は弾けず、初心者が大好きなテレマンの室内コンチェルトでした。

それでも、普段はオーケストラの中で大勢の仲間達に囲まれて演奏しているもので、ソロなんて!ソロなんて・・・!!と相当ビクビクしていました。

 

あがり症がちな私は本番前日、恐慌状態に。

喜怒哀楽の全ての感情が入れ替わり立ちかわりぐるんぐるん出てきて、こんな事生まれて初めてでパニックになりました。

喜・・・こんなチャンスを与えてくださって神様皆様ありがとう
怒・・・なんだってこんなに緊張しとるんじゃわしゃ
哀・・・こんな気分になるなら引き受けるんじゃなかった
楽・・・いやいや明日は楽しめばいい、楽しめばいいんだ

といった具合で(笑)

 

とにかく何が怖いって、暗譜したものが頭から飛んでしまう事、大きな間違えを起こしてしまう事、でした。

恐慌状態から脱するべく、ネットでひらすら「本番 怖い」や「コンサート 緊張」などと打ち込んで検索した私。

しかしなかなか思うような内容が見つからず、「ピアノ 本番 怖い」で試しに検索してみたところ、ひとつのウェブサイトを発見しました。

 

そこに書いてあったのは、超有名な世界的ピアニスト、ルービンシュタインの名言。「私は若いころは楽譜の3割ぐらいしかまともに演奏しなかった。若い頃というのは、音符をさらう以外にもっとやるべき事が沢山あったからだ」という、そのような内容でした。

これが私のメンタルコントロールに大いなる影響を与えたのです。

あのルービンシュタインが、3割!
そうか、間違えること、ミスする事は、どうって事ないのね!

と気付いたのです。
大切なのは自分の発信できる音楽を最大限お客さんに伝えること。
ミスを恐れて自分の音楽ができなくなったら、そんな悲しい事は無いのです。

 

このルービンシュタイン先生の名言により、私のメンタルは救われました。

本番、ミスはありました。数箇所の小さなミスと、1ヵ所だけ、お客さんの半数は気付いたであろう大きなミスをやらかしてしまいました。

しかしミスする度に「私はルービンシュタインよりも弾けてる」と自分に暗示をかけて、お客さんに届けたい音楽を大切に本番を終えることができました。

 

人前で何かやる際のメンタルコントロールとして、こういった偉人の名言などに支えられる事は決して少なくないと思います。
ひとつ、参考にしてみてください。