退職金がもらえる前に転職する人が多い件

転職のサイクルって結構興味深くて、よく言われているのが3年。
これは、「とりあえず3年」という言葉が流通している通り、ウマが合わないなぁと思ったり、文句の1つや2つがあっても、まぁ3年くらいは働かないと本当に自分に合っていないのかどうか分からないし、これからどうなるかも分からないし、楽しくなってくるかもしれないし、そして何よりも、すぐに辞めてしまうと経歴に傷がつくし、という様々な理由で、大体の落としどころがある3年まではダラダラと続けるという背景があります。

個人的には、転職活動ってすごく労力を使うし、心身ともに疲弊するので、それをそんなにしょっちゅうはやってられないというのも大きいような気がします。

それで、まぁ特に新卒で入った会社などは3年ぐらいで辞めて次の企業を探すという人が多いのですが、その場合、ほとんどの人が退職金をもらえないようです。

多くの企業が定めている退職金が出るボーダーラインは「勤続5年程度」なんですって。
この5年以上のボーダーを突破できてはじめて、退職金を手にする事ができるんです。しかも、5年ぽっちで辞めてしまった場合は、大した金額が出ないところがほとんど。

だから、言ってしまえば、長く居続けるつもりがないならば、5年耐えて少しばかりの退職金をもらうよりも、さっさと自分により合った環境を探して身を移すというのが得策なような気もします。

ちなみに私の知人で勤続7年の会社を辞めた人の退職金が、60万だったそうで、これが多いのか少ないのか、私には何とも言えませんでした。
手にした60万で、好き放題していたようなので、良かったね、と思っています。

退職金とはちょっと違うけれど、昔契約社員みたいな、ボランティアみたいな、微妙な働き方をしていた時、任期満了時に20万円ほど頂戴したことがあります。
その時はまさか貰えるなんて思ってもいなかったので、ものすごく嬉しかったし、有り難かった。
丁度金欠で苦しんでいた頃だったというのもあって、大切に生活の足しにさせていただきました。
直接封筒で渡されたという経験もはじめてで、なんだか新鮮だったし、現物で手渡されると、お金の重みを実感するというか、昔の人たちはこうやってお給料をもらっていたんだ、と思うと感慨深くなってしまったりしました。

大企業に勤めていたら、それこそ定年まで長く貢献すればそれ相応の退職金が得られるのでしょうか。それはそれで羨ましいなぁとぼんやり思うのでした。