「低血圧」にはたんぱく質を含む食べ物を!

こんにちは、ミキです。

 朝の寝起きが悪かったり、めまいをよくおこすと、「わたしは低血圧だから」と勝手に思い込んでいませんか?同じ症状に対して、「わたしは貧血です」という人もいます。そもそも低血圧と貧血は何か関係があるのでしょうか? 低血圧とは、血圧が異常に低い状態をいいます。血圧は通常、最大血圧が120、最小血圧が60~80ですが
最大血圧が100未満の場合を低血圧といいます。原因となる病気がなく、慢性的な低血圧が続く場合を本態性低血圧といいます。これは一般に女性に多く、やせて顔色が悪く、無力性体質で神経質の人に多くみられるとのことです。

 一方、貧血には、いろいろな種類がありますが、赤血球が破壊されるような病気がなければ、ほとんどの場合、鉄欠乏性貧血です。鉄は、赤血球の中の色素ヘモグロビンの主材料です。鉄が不足すると血液中の濃度が低下し、赤血球の生産が悪くなって酸素の運搬がとどこおります。低血圧と貧血は、どちらもやせている人に多いので、なかには
合併している人もいるかもしれませんが、まったく別の症状です。低血圧から貧血がおこるとも、その逆もありません。

 低血圧そのものは病気ではなく、その人の体質のようなものです。低血圧のほうが健康で長生きをするという説もあるほどで、日常生活に支障がなければ、とくに心配はありません。ただ、朝の寝起きが悪いなど、行動開始のエンジンがかかりにくいのが難点です。めまいや立ちくらみがおこるのも、急にからだを動かしたときに、脳に必要な
酸素がすぐに供給できないために、一瞬、脳が酸素欠乏状態になるからです。動悸や息切れがしたり、疲れやすい、持久力がない、といった症状もみられます。

 低血圧を改善するには、生活習慣を変えることが第一です。朝、寝起きが悪いからといって寝ていたのでは、エンジンが錆びついてますます動きにくくなります。寝起きが悪いのなら、夜更かしを避けて睡眠を十分にとる、朝、熱めのシャワーを浴びたり、軽いストレッチ体操をする、朝食を必ずとる、といった方法が効果的です。
 朝、食欲がない場合は、まず冷たい牛乳を飲んで胃を刺激するのもよい方法です。

 ポイントは、規則正しい生活と食事、適度な運動によって、メリハリのある生活を送ることです。疲れやすいのなら、仕事や家事は効率よくやる方法を工夫して、ゆとりの時間をつくりましょう。食事は、低血圧の人はとかく少食で、さっぱりとしたものを好むため、たんぱく質不足になっていることが少なくありません。さっぱりとしたものでも肉や魚、大豆製品、卵などの良質なたんぱく質食品を毎食一皿は必ずとり、たんぱく質代謝を促すビタミンやミネラルも十分にとりましょう。