海藻やキノコはいくら食べてもノンカロリー?

こんにちは、ミキです。

 コンブやワカメなどの海藻、キノコ、コンニャクは昔は、いくら食べてもエネルギーにならないノンカロリー食品といわれました。どれもエネルギー源となるたんぱく質や糖質、脂質がほとんど含まれていないことに加え、豊富に含まれている食物繊維は体内に消化吸収されないはず、と考えてきたからです。でもその後の研究で、食物繊維も、大腸で腸内細菌によって分解されて吸収されるため、ノンカロリーではないことが分かってきました。といっても、エネルギー量はごくわずかです。100グラム分で、キノコ類は20キロカロリー前後。ワカメは13キロカロリーです。

 またコンニャクの原料、コンニャクイモは、イモとしては100グラムで36キロカロリーと低エネルギーです。これを粉にして水に溶かして煮て固めたものがコンニャクですが、コンニャクになると、100グラムでたったの6キロカロリー。キノコや海藻よりさらに低エネルギーです。ただし、以上の数値はすべてキノコや海藻などの素材だけのエネルギー量です。
 

 煮たり、炒めたり、サラダにしたりする場合の調味料のエネルギー量は含まれていません。いくら低エネルギーのキノコや海藻でも、油をたっぷり使ったり、甘辛く煮たりすれば、当然高エネルギーになります。例えばシイタケ一枚を天ぷらにした場合、シイタケそのものはたった1キロカロリーなのに油で揚げることで、24キロカロリーになってしまいます。

 しらたきなどは細くて長いぶん、表面積が大きいので、すき焼きに入れると牛肉の脂をしっかりまとってしまいます。それを「低カロリーだから安心」とモリモリ食べたのでは、もちろんダイエットにはなりません。せっかくの低エネルギー食品のメリットを生かすなら、甘みや油を控えた料理で食べなければ意味はないということです。

 キノコや海藻、コンニャクに含まれる食物繊維には、血圧や血中コレステロールを下げる作用があり、シイタケやマイタケ、エノキダケ、シメジには、がんを予防する働きがあります。また、海藻は、発毛を促し、髪を美しくするヨードが豊富に含まれています。ただ、食物繊維はとりすぎると、体に必要な栄養素まで一緒に排泄してしまうので注意しましょう。